2017年4月22日土曜日

銀座でカルボナーラ



編集部のお膝元、銀座情報には世界でもっとも長けた雑誌『POPEYE』。最新号の東京案内特集では、銀座で最高のカルボナーラを食べられるという記事に惹かれました。仕事場から歩いて7分ほどの『El Bisteccaro』。ローマで研鑽したシェフのつくる一品。もちもちパスタと最高の食材、調理。夢のようなおいしさ。見た目よりも、食べ応えがあり、ちょうどよい量でした。税抜き1,500円と自分には贅沢なランチだけど、たとえば葉山『Tanto Tempo』で最上のチーズと豚肉を買って自分でつくっても、それくらいの費用はかかる。午後の多幸感を思えば、見合う価値があると思います。こんどは肉のランチをいただこう。余韻に浸りながら、イタリアで修行した日本人シェフが掃いて捨てるほどいる東京で生き抜くには、真の実力が問われているのだなぁとも、ぼんやり考えていました。銀座だからという付加価値は認められない。ある意味、食べる側には恵まれた現状なのかな。

LEICA M-E , SUMMILUX50mm ASPH.  f/ 1.4