2016年9月17日土曜日

築地の情報通



すぐとなりの明石町で生まれ、幼稚園に通っていたのに、築地六、七丁目界隈は意外と歩いていなかった。51歳をすぎて、過去を取り戻すように、毎日、昼休みに目指すようになりました。実家のある隅田川向かいの佃島とは街並みが似ているようでどこか違う。下町の人間気質も同じ。その微妙な差異が興味深く、惹かれます。築地六丁目の「かつ平」で池波正太郎を瞠目させたロースかつの切落としを使ったカレーをいただきながら、同い年の二代目主人、相野谷さんとおしゃべり。




ほがらかな人柄。地域ネタで盛り上がります。住民でしか知らないマニアックな情報をたくさん教えてもらい、次のスナップ散歩の参考にします。



相野谷さんがぜひご覧になったら・・・と薦めてくださった、地域の歴史を感じさせる風景。防火用水槽が植木鉢として再活用されながら残っています。大正時代に建てられたぼくの実家にもあったなぁと述懐。器が大きいだけに、植物の成長も著しい。こうした家前緑化については後日、言及。

LEICA M-E , SUMMILUX50mm / f1.4 ASPH.