2016年8月9日火曜日

ターコイズ



世界中を旅して、古き佳きものを集める骨董商「KIHACHI」のハヤミズさんに所蔵のターコイズ(トルコ石)を見せていただきました。かねてからこの神秘的な石の色合いに魅せられていたのですが、なにかに導かれるように、ふとこの石を日々身につけたいと思うようになったのでした。できれば、ハヤミズさんがよく目指されているチベットのものをと希望すると、予算にみあうものをいくつか選んだくれたのです。




週末、東京に出かけるのは、よほどのことがない限り避けているのですが、先日は石を早く実際に手に取りながら観てみたいという、よほどのことゆえに、朝いちばんで有楽町の大江戸骨董市に出店する「KIHACHI」ブースへと向かいました。




希少性からプライスが上がりつつあるチベットの聖地デルゲの石は喉から手が出るほど欲しいけれど、ちょっと手が出せない。インド最北のチベット文化圏、スピティ渓谷のキー村近郊で出合ったという石を譲ってもらいました。ペラクという頭飾りに装飾される石で、テグスが通るほどの小さな穴が開いています。台形のかたちが特徴のスピティ渓谷の石は繊細な感じ。ラフに扱い、落とすと割れてしまいそうなので、当初はキーホルダーに付けようかと考えていましたが、袋に納め、大事に持ち歩こうと思い直しました。

佳き石と引き合わせてくださり、ハヤミズさんありがとうございました!

LEICA M-E , SUMMILUX50mm/f1.4 ASPH.